鮮やかな赤に「鶴」の眉と「亀」のひげが印象的なだるま。高崎市が日本一の生産量を誇る、伝統産業です。
高崎だるま®︎の工房を訪れ、その形や絵に込められた人々の願いや歴史についての説明を聞いた後、職人の手ほどきによるだるまの絵付け体験を行います。世界にひとつ、自分だけのだるまです。完成しただるまはお持ち帰りいただけます(別途費用がかかりますが、配送も可能です)。
今から200年以上前、浅間山で大噴火が起こりました。火山灰に覆われた関東一円は、大飢饉に苦しむことになります。
そこで当時の人々が頼りにしたのが、だるまでした。少林山達磨寺の東獄和尚が豊岡村の山縣友五郎に作り方を伝授したことが高崎だるまの始まりとされています。
高崎だるまは、眉毛が「鶴」、ひげが「亀」を表現します。「鶴は千年、亀は万年」と、日本において吉祥の象徴とされている動物です。縁起物として、昔から多くの人に親しまれてきました。
群馬県高崎市。古くから交通の要衝であり、かつては中山道の宿場町、さらに絹や蚕種の取引が活発な商都として賑わいました。 北関東一の花街として...
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